原子力規制は25日、志賀原発2号機再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査会合を4カ月ぶりに開き、北電が活断層ではないと主張する陸域の敷地内断層6本について活動性の有無を議論します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
志賀原発、25日に審査会合 敷地内断層の活動性議論
北國新聞 2019/10/19
原子力規制委員会は25日、志賀原発2号機再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査会合を都内で開く。4カ月ぶりの開催となり、北電が活断層ではないと主張する陸域の敷地内断層6本について活動性の有無を議論する。
陸域の断層は1号機の原子炉建屋直下を通る「S-1断層」や、2号機の原子炉建屋直下を通る「S-4断層」など6本。北電はボーリング調査の結果などを基に、活断層ではないことの立証に取り組む。
審査会合では今後、海岸部の断層について議論の対象の選定を進める。原子炉冷却の海水を取り入れる重要施設「取水路トンネル」近辺で、11本の断層や3カ所の破砕部(割れ目)から絞り込む。来年1月からは原発周辺の断層が施設に影響を及ぼさないとの説明も計画している。