関電金品受領問題で集会 「原発マネーの還流だ」
共同通信 2019/10/14
関西電力役員らの金品受領問題を受け、脱原発を求める市民団体「避難計画を案ずる関西連絡会」は14日、問題の全容解明を求める集会を大阪市内で開いた。約80人が参加し「原発マネーの還流だ」「関電の隠蔽体質や傲慢さが表れている」などと声を上げた。
関電役員らは福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた。高浜原発の再稼働に反対する市民団体の代表東山幸弘さん(72)は「森山氏は地元で大きな力を持ち、原発反対運動を抑えていた。反対した人の家に7~8人が押しかけてどう喝したという話もある」と報告した。