福井県が設置した「原発マネー」(にからむ金品)の県職員への流れの有無に関する調査委員会が15日に初会合(非公開)を開き、歴代の知事、副知事を含めた十数ポストの幹部を中心に、本人に聞き取り調査することを決めました。在職期間は限定せず、存命している限りさかのぼる方針です。
県発注の公共工事について森山氏の影響がなかったかどうかも調べます。
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金品受領で福井県が調査委 歴代知事、副知事も対象
共同通信 2019/10/15
福井県は15日、関西電力役員らの金品受領問題を受け、金品を渡していた同県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)と県職員との接点や、金品受領の有無などを調べる調査委員会を設置した。調査委は同日、県庁で非公開の初会合を開き、歴代の知事、副知事を含めた十数ポストの幹部を中心に、本人に聞き取り調査することを決めた。
委員は福井弁護士会に所属する県の顧問弁護士3人。知事など特別職のほか、人権教育や原子力、土木関係などの部長級を優先して調査を行う。在職期間は限定せず、存命している限りさかのぼる方針。県発注の公共工事について森山氏の影響がなかったかどうかも調べる。