2019年10月17日木曜日

17- 経産省、高浜町出向職員らについて調査していると

 経産省は16日、関電の「原発マネー」還流問題で、近畿経済産業局から福井県高浜町に出向していた職員らを含め、元助役森山栄治氏と面識があったかどうかなどを省内で調査していると明らかにしました。同日開かれた野党追及チームの合同ヒアリングで資源エネルギー庁の担当者が答えました。
 経産省から同町へ2008年以降で4人が出向しているということで、これは極めて異例なことと思われます。
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元助役との面識で省内調査 経産省、高浜町出向職員ら  
日経新聞 2019/10/16
経済産業省は16日、関西電力の金品受領問題で、近畿経済産業局から福井県高浜町に出向していた職員らを含め、問題の中心となった同町の元助役と面識があったかどうかなどを省内で調査していると明らかにした。資源エネルギー庁の担当者が、国会内で同日開かれた野党追及チームの合同ヒアリングで答えた。
 
野党議員の一人が同町に出向していた経産省職員の存在を指摘。関電の昨年の報告書内容や金品のやりとりについて「知っていたのではないか」などと問いただしたのに対し、エネ庁担当者は「職員が何をどこまで知っていたかは調査中だ」と述べた。調査対象の範囲や期限は明らかにしていない。
経産省からの同町への出向者は、2008年以降で4人いることが菅原一秀経産相の衆院予算委員会での答弁で明らかになっている。菅原氏は4人に聞き取り調査を行い「全く事情を知らされていなかった」との回答を得たと説明していた。
一方、関電の関係者は16日の合同ヒアリングにも出席しなかった。〔共同〕