中部電力は、浜岡原発で想定される津波の高さの解析をし直して最大22・7mに、従来の値から20cm引き上げました。
浜岡原発は津波もさることながら震源地の真上にあることが問題になっています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
浜岡原発 南海トラフ地震発生時の津波想定を20センチ引き上げ 最大22・7メートルに
静岡朝日テレビ 2022/5/13
中部電力は、南海トラフ地震により浜岡原発で想定される津波の高さを、最大22・7メートルに引き上げました。
中部電力によりますと、原子力規制委員会の指摘などを踏まえて、南海トラフ地震によって引き起こされる津波の高さの解析を新たに進めたところ、従来の22・5メートルを20センチ上回る22・7メートルになったということです。中部電力は「地震が発生する破壊点を一点に限定せずに、津波が高くなるケースを複数想定したことで今回の引き上げに至った」と説明しています。浜岡原発の再稼働をめぐっては、原子力規制委員会の審査会合で「基準津波」が焦点となっていて、中部電力は地元住民へも丁寧に説明していきたいとしています。