福島県葛尾村は、特定復興再生拠点区域（復興拠点）について6月中に避難指示を解除したいとの意向を住民に提示する方針で、15日に説明会を開きます。
解除基準の一つである空間線量が毎時3･8マイクロシーベルト（正常値は0･05マイクロシーベルト程度）を下回ったことなどを根拠としていますが。
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6月の避難解除を住民提示へ 福島・葛尾村の復興拠点
共同通信 2022/5/9
東京電力福島第1原発事故による帰還困難区域を抱える福島県葛尾村が、同区域内に設けた特定復興再生拠点区域（復興拠点）について、6月中に避難指示を解除したいとの意向を住民に提示する方針を固めたことが9日、村への取材で分かった。
村は15日に説明会を開き、住民から意見を聞く。村はこれまで復興拠点の避難解除を今年春ごろとの見通しを示していた。
説明会では、復興拠点内の空間放射線量が避難指示解除基準の一つである毎時3･8マイクロシーベルトを下回ったとする村除染検証委の検証結果や、インフラの整備状況も報告する。住民の意見を聞いた後、国や県と解除日程を調整する方針。
