福島県大熊町の除染検証委員会は11日、特定復興再生拠点について一部に放射線量が高い場所が確認されたため、今後、継続的に対策することを条件に、「避難指示解除は妥当」であるとする最終報告書をまとめました。
吉田町長は、6月末から7月に入ってから解除すると述べました。
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大熊町の復興拠点「解除は妥当」 高線量箇所に条件も 除染検証委が最終報告
テレビユー福島 2022/5/11
福島県大熊町の除染検証委員会は11日、特定復興再生拠点について「避難指示の解除は妥当」とする最終報告書をまとめました。
町の除染検証委員会は、復興拠点の除染の状況について、最終報告をまとめ、吉田町長に手渡しました。
報告書では、復興拠点となっているJR大野駅周辺では、9割で除染が終わり、被ばくリスクは十分に低下しているとしています。
一方で、一部に放射線量が高い場所が確認されたため、今後、継続的に対策することを条件に「避難指示解除は妥当」であるとしています。
これを受け吉田町長は、避難指示解除の時期について次のように話しました。
大熊町吉田町長「6月末から7月に入ってからっていうスケジュール感。6000人くらい生活していたところでありますので、そこが解除になるということであれば復興に弾みがつくと考えております」
町では住民説明会を来月4日と5日に開催する予定です。
