2020年12月16日水曜日

福島沖の風力発電全て撤去 「税金の無駄遣い」批判も

  経産省16日、約600億円を投じ福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設を不採算を理由に、来年度に全て撤去すると福島市での会合で表明しました。

 政府は15日、洋上風力を再生可能エネルギーの柱として原発45基相当の規模にする目標を決めたばかりでした。16日の会合では「税金の無駄遣いではないか」などと批判が相次ぎ、事業失敗の要因分析を求める声も出まし
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福島沖の風力発電、全て撤去へ 「税金の無駄遣い」批判も
                            共同通信 2020/12/16
 経済産業省は16日、福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設を不採算を理由に、来年度に全て撤去すると福島市での会合で表明した。東京電力福島第1原発事故からの復興の象徴と位置付け約600億円を投じた事業政府は15日、洋上風力を再生可能エネルギーの柱として原発45基相当の規模にする目標を決めたばかりだった。
 経産省担当者が漁業関係者らを集め、撤去方針を伝えた16日の会合では「税金の無駄遣いではないか」などと批判が相次ぎ、事業失敗の要因分析を求める声も出た。
 発電施設は2012年から、原発事故で一時全町避難となった楢葉町の沖合約20キロに3基を順次設置した