装置不具合で作業延期 第一原発3号機燃料取り出し
福島民報 2019/09/10 10:35
東京電力は九日、福島第一原発3号機で今月上旬に再開する予定だった使用済み核燃料プールからの核燃料取り出し作業を延期すると発表した。
東電によると、七月下旬から実施している設備点検中に、プール内のがれきを撤去するための装置に新たな不具合が見つかった。原因を特定できておらず、再開時期は未定としている。
3号機のプールには五百六十六体の核燃料があり、これまでに二十八体の取り出しを終えている。