福島原発の事故のため、故郷を追われた人らの思いを伝えるドキュメンタリー映画「福島は語る」(土井敏邦監督、2時間50分)が15日に浦安音楽ホールで上映されます。
湯沢町の近辺では「柏崎刈羽原発を考える魚沼市民の会」の主催で、29日に魚沼市小出郷文化会館小ホールで上映されます(詳細は下記)。
「福島は語る」では取材した被災者100人以上の中から、子どもを放射能から守ろうと自主避難した母親、避難生活中に息子を失った父親をはじめ14人の声を映像化し、19年度映画賞で、文化記録映画・優秀賞を受賞しました。
映画の案内ビラには下記の人たちの短い感想文が載っています(感想文で強調されている部分は下記の通りです)。
真剣に聞く映画です。まれにみるドキュメンタ一です (佐藤忠男 映画評論家)
この映画は涙なくして見ることは出来ない (保坂展人 世田谷区長)
人間と人間の「対話」がここにある (坂手洋二 劇作家)
原発ゼロで日本経済を再生しよう (吉原 穀 城南信用金顧問)
湯沢町の近辺では「柏崎刈羽原発を考える魚沼市民の会」の主催で、下記の上映会が企画されています。
『福島は語る』上映会 魚沼市小出郷文化会館小ホール
2020年2月29日(土)13:00~16:00(開場12:30)
一般1,000円 当日1,200円 (高校生以下無料)
プレイガイド 小出郷文化会館 025-792-8811 魚沼市干溝1848-1
問い合わせ・申し込み 事務局 080-6654-0957(諸橋)
090-1127-2119(星野)
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原発被災者14人の声を映像化 浦安で15日「福島は語る」上映
東京新聞 2020年2月9日
東京電力福島第一原発の事故のため、故郷を追われた人らの思いを伝えるドキュメンタリー映画「福島は語る」(土井敏邦監督、二時間五十分)が十五日午後六時四十分から、JR新浦安駅南口近くの浦安音楽ホールで上映される。有志でつくる「浦安ドキュメンタリーオフィス」が主催する。
「福島は語る」では取材した被災者百人以上の中から、子どもを放射能から守ろうと自主避難した母親、避難生活中に息子を失った父親をはじめ十四人の声を映像化した。文化庁の二〇一九年度映画賞で、文化記録映画・優秀賞を受賞。「ドキュメンタリーの一つの到達点といってよい作品」と評価されている。
料金は当日券が一般九百九十九円、サポーター会員七百九十九円、高校生以下五百円、小学生未満無料。専用サイト「浦安ドキュメンタリーオフィス」から事前予約できる。
また、浦安ドキュメンタリーオフィスは、一九年中に鑑賞した映画の中から選んでもらう「浦安ドキュメンタリー映画大賞」を募集している。こちらも専用サイトで投票(三作品まで)を受け付けており、締め切りは今月二十九日。 (保母哲)
15日に上映される映画「福島は語る」のちらし