2020年2月23日日曜日

女川原発2号機 来週にも再稼働への審査合格へ

 女川原発2号機再稼働ついて規制委は去年11月、規制基準に事実上合格したことを示す審査書の案をまとめ一般から意見を募集していました。規制委は寄せられた意見を一部反映させたうえで、来週26日の定例会合ではかり、問題がなければ審査に合格したことを示す審査書を正式に取りまとめる見通しです。
 審査に合格すると、東日本大震災で被害を受けた原発では茨城県の東海第二原発に次いで2基目となります。
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女川原発2号機 来週にも再稼働への審査合格へ 
NHK NEWS WEB 2020年2月21日
東北電力が再稼働を目指している、宮城県にある女川原子力発電所2号機について、原子力規制委員会は再稼働の前提となる審査に合格したことを示す審査書を来週にも正式にとりまとめる見通しとなりました。審査に合格すると、東日本大震災で被害を受けた原発では、茨城県の東海第二原発に次いで2基目となります。
東北電力は東日本大震災から2年後の平成25年、女川原発2号機について、再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請しました。
これについて審議を続けてきた規制委員会は去年11月、新しい規制基準に事実上合格したことを示す審査書の案をまとめ、地震や津波への対策などについて一般から意見を募集していました。
そして規制委員会は、寄せられた意見を一部反映させたうえで、来週26日の定例会合ではかることを決め、問題がなければ審査に合格したことを示す審査書を正式に取りまとめる見通しです。
審査に合格すると、東日本大震災で被害を受けた原発では茨城県の東海第二原発に次いで2基目となります。
ただ女川原発2号機が実際に再稼働するためには、地元自治体の了解なども必要で、現時点では時期のめどはたっていません。
女川原発には3つの原子炉があり、東北電力は1号機については廃炉を決定しています。3号機については再稼働させたい考えで、規制委員会へ審査の申請を検討しています。