2020年2月23日日曜日

樋口英明元裁判長「住民に原発止める力。私たちの世代で止めないと」

 芦浜原発計画を断念して丸20年に当たり、14年に大飯原発3、4号機の再稼働を認めない判決を出した元福井地裁裁判長樋口英明氏桑名市で講演し「原発を止める本当の力を持っているのは住民だ」私たちの世代で止めないといけない」と強調しました。
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元裁判長「住民に原発止める力」 中部電・芦浜計画巡り
共同通信 2020/2/22
 約37年にわたり地域を二分した激論の末、中部電力が三重県に示した「芦浜原発」計画を断念して丸20年となった22日、2014年に関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を認めない判決を出した福井地裁の元裁判長樋口英明氏(67)が三重県桑名市で講演し「原発を止める本当の力を持っているのは住民だ」と語った。

 樋口氏は「福島第1原発事故で原発の危険性が分かった。私たちの世代で止めないといけない」と強調。原発を止める権限は首相や地元自治体の首長などにあるが、これらを動かすには住民の力が必要だとし、「芦浜のように一致団結すれば大きな力になる」と訴えた。