新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、2月21日以来休止していた官邸前金曜抗議行動を、7月3日に再開しました。
感染対策のため参加を呼びかけず、首相官邸前エリアのみで行い、抗議の様子はオンラインで配信しました。
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官邸前抗議を再開 原発なくせの声あげ続ける 反原連
しんぶん赤旗 2020年7月4日
首都圏反原発連合(反原連)は3日、首相官邸前抗議を行いました。この間、新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、休止していた抗議は、2月21日以来、4カ月ぶり。感染対策のため、参加を呼びかけず、首相官邸前エリアのみで行い「安倍晋三は原発やめろ」と訴えました。
抗議の様子はオンラインで配信しました。
参加したメンバーのミサオ・レッドウルフさんは本紙の取材に「政府の自粛要請に先立って休止を決め、4カ月。この間、コロナの状況を見ながら、いつどのように抗議を再開するのか、日々悩んできました」と話します。
しかし、「原発事故から来年で10年です。コロナ拡大のなか、原発事故時の避難では、感染リスクが高い。原発事故を起こさないためにも、原発ゼロを訴えていくときだと思います」と強調。今後の抗議については検討をしているとしつつ「社会、経済のあり方を変え、新しい社会をつくる。原発もなくす。そのために声をあげ続けていきます」と決意を語りました。
抗議の冒頭、東京給水クルー(TQC)代表で、反原連の抗議にもコーラーとして参加し、先日急逝した日下部将之さんを悼み、黙とうしました。