アゼルバイジャンの報道官は16日、隣国アルメニアのメディアがダムを攻撃することをほのめかしたことに対して、対抗措置としてメツァモール原発を攻撃する可能性に言及しました。原発への攻撃はダムの破壊に匹敵することを示すものです。
アゼルバイジャンの東側はカスピ海に面し、西側はアルメニアと国境を接する位置関係にあり、両国は国境紛争で緊張が高まっています。
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アルメニアの原発攻撃警告 国境紛争でアゼル国防省
共同通信 2020/7/17
【モスクワ共同】アゼルバイジャン国防省報道官は16日、隣国アルメニアとの国境紛争で緊張が高まっていることに関連し「われわれがアルメニアのメツァモール原発を高精度で攻撃できる最新ミサイルシステムを保有していることを忘れてはならない」と述べ、警告した。インタファクス通信などが報じた。
アルメニアのメディアで、アゼルバイジャンに対するダム攻撃の可能性に触れた報道があり、アゼルバイジャン国防省報道官はダム攻撃への対抗措置として原発攻撃の可能性に言及した。