九州電力は川内原発1号機の運転を停止し、16日から定期検査をはじめました。定検は法律で13ヵ月ごとに行うことが義務付けられていてそれに要する期間は約3ヶ月です。このことから原発の稼働率は最高81%(=13/16)に抑えられ、事故等で予定外に休転すればさらにその分稼働率は下がります。
定検には多大な人工費に加えて機器類や部品の交換・修理等の経費が掛かるので、再生エネに比べると原発には多大な維持費と無駄時間(=定検)とを要します。その他に発電関連の機器や部品の数量が再生エネとは桁外れに違うため、通常運転中の維持管理費が全く異なります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
九電 川内原発1号機の定期検査開始 鹿児島県
KKB鹿児島放送 2023/2/16
九州電力は川内原発1号機の運転を停止し、16日から定期検査をはじめました。
定期検査は法律で13ヵ月ごとに行うことが義務付けられていて、川内原発1号機は今回で27回目となります。
九州電力によりますと、16日午前2時半ごろ、1号機の出力を下げ始め、正午過ぎに原子炉は停止しました。
定期検査では原子炉本体など116項目を調べるほか、原子炉内にある核燃料の一部を取り替えるということです。運転再開は5月中旬を見込んでいます。
なお2号機の定期検査は5月中旬からの予定です。