東電は22日、福島第一原発１号機の原子炉格納容器の内部に、燃料デブリとみられる物質が、広い範囲に分布しているとする調査結果を公表しました。
このうち４か所でサンプルを採取していて、約１年かけてデブリの取り出しや保管方法などの検討に向けた分析を行うということです。
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福島第一原発１号機の格納容器内部でデブリが広範囲に分布か（福島）
KFB福島放送 2023/2/23
東京電力は、福島第一原発１号機の原子炉格納容器の内部に、燃料デブリとみられる物質が、広い範囲に分布しているとする調査結果を公表しました。
１号機の格納容器では溶け落ちた燃料の取り出しに向けて、水中ロボットによる調査が行われています。
東京電力は２２日、調査した８か所すべてで、燃料デブリ特有の成分が検出されたことから、「デブリとみられる物質が堆積物の広い範囲に分布している」とする結果を公表しました。
デブリとみられる物質は、堆積物の表面付近に存在する可能性が高いということです。
東京電力は、このうち４か所でサンプルを採取していて、約１年かけてデブリの取り出しや保管方法などの検討に向けた分析を行うということです。
