美浜3号機は6月29日に発電機と送電系統をつなぎ段階的に出力を上げましたが、非常時に蒸気発生器へ注水する給水管に圧力異常を検出しました。
給水配管(1吋菅)に取り付けられているストレーナーに錆や異物が詰まった可能性があります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美浜原発3号機で非常用注水設備に異常 6月、「40年超」再稼働
毎日新聞 2021年7月2日
関西電力は2日、福井県美浜町の美浜原発3号機で、非常時に蒸気発生器へ注水する給水管(直径25センチ)に圧力の異常を検出したと発表した。環境への影響はないという。同機は6月23日、新規制基準下で40年超原発として国内で初めて再稼働し、徐々に出力を高めながら検査をしていた。7月3日予定の出力100%到達や27日予定の本格運転開始などの日程変更は「未定」としている。
関電によると、2日午前11時12分に異常を検知し、検査を中止した。給水ポンプに異常はなく、異物を取るストレーナーの詰まりや圧力計の異常の可能性があるという。【大島秀利】