2021年7月23日金曜日

23- 核ごみ交付金 3町村が配分希望 泊・共和・古平、神恵内村と協議へ

核ごみ交付金、3町村が配分希望 泊・共和・古平、神恵内と協議へ 積丹は拒否

                          北海道新聞 2021/07/22
 後志管内泊、共和、古平の3町村は21日、同管内神恵内村が原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査を受け入れたことで国から支給される交付金について、それぞれ議会と協議し、配分を求めることを決めた。一方、調査に反対する同管内積丹町は21日、交付金を受け取らない方針を神恵内村に伝えた。同村は近く、泊、共和、古平の3町村と協議して配分額を決める。

 古平町議会は昨年12月、核のごみの道内持ち込みを拒否する意見書を可決したが、成田昭彦町長は21日の議員協議会で「文献調査への賛否は別にして風評被害対策を考える必要がある。経済対策に充てたい」と交付金受け取りに理解を求めた。近く神恵内村に伝える。
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