2025年5月8日木曜日

柏崎原発・県民投票条例案否決 再稼働の是非「県議会が結論を」新潟国際情報大・越智敏夫学長

 柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票は、新潟県議会が「二者択一はそぐわない」との理由で条例案を否決し、実現しませんでした
 県民投票を巡る一連の議論について、新潟国際情報大学の越智敏夫学長は、新潟日報のインタビューに応えて、「県民としての意思を示す県民投票は実施すべきだった。条例案を否決した県議会の責任が一番大きい。今後は再稼働の是非について県議会がしっかり議論して、結論を出すべきだ。国策だから答えを出さないというのはあり得ない」と述べました。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[柏崎刈羽原発・県民投票条例案否決]「再稼働の是非、県議会が結論を」新潟国際情報大・越智敏夫学長に聞く”議会の役目”
                             新潟日報 2025/5/6
 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票は、新潟県議会が「二者択一はそぐわない」との理由で条例案を否決し、実現しなかった。市民団体が「意思表示の場を」と条例制定を訴えたのに対し、花角英世知事は慎重な姿勢を崩さなかった。県民投票を巡る一連の議論について、新潟国際情報大学の越智敏夫学長(63)=現代政治理論=に聞いた。   (報道部・桑原健太郎)

柏崎刈羽原発再稼働巡る県民投票条例案、反対多数で否決・新潟県議会
県議52人の賛否一覧、一人一人の理由も紹介
傍聴席から怒り、落胆…市民団体「14万3196筆の署名軽んじられている」
「住民投票より間接民主主義で」新潟経済同友会の吉田筆頭代表幹事が見解
原発再稼働の県民意識把握、花角知事「関心の地域差浮き彫りに」 公聴会の詳細「早く示す」

-今回、県民投票は実現しませんでした。
 「県民としての意思を示す県民投票は実施すべきだった。条例案を否決した県議会の責任が一番大きい。今後は再稼働の是非について県議会がしっかり議論して、結論を出すべきだ。国策だから答えを出さないというのはあり得ない。...
   (以下は会員専用記事のため非公開 残り1402文字 全文:1702文字)