柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡っては県民投票条例案が4月の県議会で否決され、花角知事は県民の意見を集約する代わりの方法として公聴会や市町村長との意見交換、意識調査を挙げています。
このうち公聴会について花角知事は14日の会見で早ければ6月にも始める考えを示しました。県内の複数か所で開催することを想定し、会場や出席者の選定方法など検討を進めているということです。
そして「どんな所に不安があるのか どういうところがネックなのかとか、どこが望むポイントなのか 大事ないろんな考えをいろんな分野の方から聞かせてもらいたい」としています。
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柏崎刈羽原発再稼働の「判断材料ほぼまとまる」花角英世知事「いろいろな考えを聞かせてもらいたい」6月にも公聴会開催へ
BSN新潟放送 2025/5/14
東京電力・柏崎刈羽原子力発電所の“再稼働の是非”をめぐり、これまで「県民の受け止めを見極める」と話していた花角英世新潟県知事が「早ければ6月にも『公聴会』を開催する方向で調整している」と14日の定例会見で明らかにしました。
柏崎刈羽原発は2024年6月に、7号機が技術的に再稼働できる状態になっています。
東京電力の目指す再稼働へ残されたハードルは“地元の同意”ですが、その判断のプロセスについて、花角英世知事はこれまでこう繰り返してきました。
「県民が再稼働問題についてどう受け止めるか、どう固まっていくのかということを、私自身が見ていく」
「その上で判断をし、結論を出したいと思っています」
(3月24日の会見から)
■『県民の受け止めを“見極める”方法』とは?
新潟県の花角英世知事がその方法として挙げていたのが、関係団体などから意見を聞く“公聴会”や、市町村長との“意見交換”です。
「どういうところに不安があるのか、どういうところがネックなのか、どこが望むポイントなのか…」
「いろいろな考えを、いろいろな分野の方から、聞かせてもらいたい」
14日に開かれた定例会見で花角知事は、早ければ6月にも公聴会を開始する方向で調整しているとするとともに、市町村長との意見交換については、今後行われるブロック別の懇談会の場で議題として県から提案するとしました。
また花角知事は、新潟県が行った原発事故発生時の“被ばくシミュレーション”の結果についても近々公表できるとし、「これまでに認識している判断材料は、ほぼ、まとまる」と述べました。
柏崎刈羽原発再稼働の是非巡り…花角知事が“公聴会”を6月にも始める考え示す「どんな所に不安があるか、色んな分野の方から聞きたい」
NST新潟総合テレビ 2025/5/14
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡り、花角知事は県民の意見を集約する方法としている公聴会について、早ければ6月にも始める考えを示しました。
柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡っては4月、県民投票条例案が県議会で否決され、花角知事は県民の意見を集約する代わりの方法として公聴会や市町村長との意見交換、意識調査を挙げています。
このうち公聴会について花角知事は14日の会見で早ければ6月にも始める考えを示しました。
県内の複数か所で開催することを想定し、会場や出席者の選定方法など検討を進めているということです。
【花角知事】
「どんな所に不安があるのかどういうところがネックなのかとか、どこが望むポイントなのか大事ないろんな考えをいろんな分野の方から聞かせてもらいたい」
また、市町村長との意見交換については毎年地域ごとに行っている懇談会の場を活用する考えを示しています。