14日に舞鶴市にある関西電力の火力発電所でバイオマス燃料を貯蔵する施設2棟など合わせて1100平方メートルが焼けた原因について、貯蔵したバイオマス燃料が自然発火した疑いが強いことが分かりました。バイオマスは局所的に水分を含むと微生物による発酵が進み、温度が上がって自然発火するケースがあるということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関西電力・発電所火災 “バイオマス燃料”自然発火が原因か 微生物による発酵で発火の可能性
関西テレビ 2023/3/24
今月、京都府舞鶴市にある関西電力の火力発電所で火事が起きた原因について、貯蔵したバイオマス燃料が自然発火した疑いが強いことが分かりました。
今月14日、舞鶴市にある関西電力舞鶴発電所で火事があり、バイオマス燃料を貯蔵する施設2棟など合わせて1100平方メートルが焼けました。消防によると、貯蔵されたバイオマス燃料が自然発火した疑いが強いということです。
一般財団法人の電力中央研究所によると、バイオマスは局所的に水分を含むと微生物による発酵が進み、温度が上がって自然発火するケースがあるということです。
舞鶴発電所は石炭とバイオマス燃料を混ぜて燃焼させる関西電力で唯一の石炭火力発電所で、火事の影響で停止していた2号機は、今月20日から運転を再開しています。