川内原発1、2号機の40年超の運転延長に反対する市民らが、「原発を動かして良いかどうかを県民が判断すべき」として、県民投票に向けて4月に投票準備会を立ち上げ6月から署名活動を始めると発表しました。
一定の検査をすれば原発の運転期間を40年から一挙に20年延長できるという現行の基準は、余りにも乱暴なものでどんな根拠に基づいているのか分かりません。
少なくとも県民の意向を問うべきです。
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川内原発運転延長「県民が判断すべき」県民投票求める会 発足へ 鹿児島県
MBC南日本放送 2023/3/15
川内原発1、2号機について40年を超える運転延長に反対する市民らが、賛否を問う県民投票を求め、署名活動を行うと発表しました。
(県民投票準備会 向原祥隆事務局長)「40年を超えて運転することは危険極まりない。その原発を動かして良いかどうかを県民に判断してもらう」
再来年にかけて40年の運転期限を迎える川内原発について九州電力は、原子力規制委員会に20年の運転延長を申請しています。
塩田知事は「県民投票」について、必要に応じて行う考えを示していますが、運転延長に反対する市民らは「県民が判断すべき」として、県民投票に向けて、4月に会を立ち上げ6月から署名活動を始めると発表しました。
(県民投票準備会 向原祥隆事務局長)「今回は原発を20年延長を許すのかどうかの1点に絞って、県民が意思表示をすることがとても大事」
運転延長の賛否を問う県民投票条例の制定を知事に求めるには、県内の有権者の50分の1およそ2万7000人の署名が必要になります。
会は、知事や県議会が20年運転延長への賛否を表明する前に、県民投票を行うことを目指しています。