2023年3月27日月曜日

女川再稼働止めよう 仙台で 県民集会とデモ行進

 東北電力女川原発の再稼働ストップを訴える「さようなら原発県民集会」が25日、仙台市で開かれました。参加した400人は集会後、一番町商店街などを「止めよう!女川原発再稼働」「原発いらない」などと書いたプラカードを手にデモ行進しました。

 女川原発の広瀬避難計画には実効性がないと訴えた「女川原発差し止め訴訟」は、5月に判決を迎えます。
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女川再稼働止めよう 仙台 県民集会とデモ行進
                       しんぶん赤旗 2023年3月26日
 宮城県で、東北電力女川原子力発電所の再稼働ストップを訴える「さようなら原発県民集会」が25日、仙台市で開かれました。参加した400人は集会後、一番町商店街などを「止めよう!女川原発再稼働」「原発いらない」などと書いたプラカードを手にデモ行進しました。
 集会では、主催者を代表して「女性ネットみやぎ」の本田永久子さんがあいさつしました。原発再稼働促進に政策転換した岸田政権を批判し、「私たちは福島原発事故を決して忘れません。使わない、つくらない。原発ゼロの安心社会を求めて運動を大きく広げていきましょう」と訴えました。
 福島県新地町の漁師、小野春雄さんは、アルプス処理水(汚染水)の海洋放出を批判。「12年かけて努力して、やっと魚が売れるようになった。汚染水が放出されたらまたが売れなくなる。暴走をみなさんの力で止めてください」と訴えました。

 女川原発の広瀬避難計画には実効性がないと訴えた「女川原発差し止め訴訟」の原告団が、5月に判決を迎えると強調。「宮城にも東北にも、日本にも原発は要りません。放射能の不安のない、自然と共に平和に暮らせる社会をつくりましょう」と訴える集会宣言を満場の拍手で確認しました。