柏崎刈羽原発３号機の審査書類に２号機のデータが「流用」されていた問題は、あまりにもお粗末で、また言い訳が出来ないほど深刻な問題でもあります。
東電はこの問題に対する報告書を14日に規制庁に提出しましたが、山中委員長は翌日、「東電の対応がまだ不十分」と苦言を呈しました。そして「部署間や協力会社との情報共有などさまざまな問題点がある」と述べ、さらに説明を求める考えを示しました。
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柏崎刈羽原発３号機の情報流用問題 「東京電力の対応が不十分」 原子力規制委が会見
TeNYテレビ新潟 2023/3/15
柏崎刈羽原発３号機の審査書類に２号機の情報が流用されていた問題です。原子力規制委員会の山中委員長は３月１５日、「東京電力の対応がまだ不十分だ」と苦言を呈しました。
３号機をめぐっては東京電力が原子力規制委員会に提出した審査書類で２号機の情報を流用するなど不備が明らかになっています。
この問題を受け、東京電力は３月１４日、原因などをまとめた資料を原子力規制庁に提出しましたが、説明が不十分だとしてさらなる報告を求められています。
１５日の会見で原子力規制委員会の山中委員長は…
〈原子力規制委員会 山中伸介委員長〉
「東京電力自身の対応がまだ不十分だという認識で私自身います。コピーしたデータがそのまま残っているのはそれこそ認識不足」
山中委員長はまた、「部署間や協力会社との情報共有などさまざまな問題点がある」と述べ、さらに説明を求める考えを示しました。
