東北電力は、家庭向け電気料金の8割を占める「規制料金」の値上げを、去年7月から9月の燃料価格をもとに計算して、平均32.94％という値上げ幅で申請しましたが、燃料価格が落ち着いた去年11月から今年1月のデータに置き換えて計算し直すことで、値上げ幅は圧縮される見通しです。経産省が再計算を指示しました。
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【山形】東北電力「値上げ」5月以降に先送りへ 幅も圧縮
YTS山形テレビ 2023/3/17
東北電力の値上げが5月以降に先送りされ、値上げ幅も圧縮される見通しであることが分かりました。
経済産業省は3月15日の審査会で、火力発電に使う液化天然ガスの価格が落ちついてきたことを踏まえ、電力会社に値上げ幅を再び算定させる方針を示しました。
東北電力では、家庭向け電気料金の8割を占める「規制料金」の値上げを去年11月、国に申請。平均32.94％という値上げ幅は、去年7月から9月の燃料価格をもとに計算していました。これを燃料価格が落ち着いた去年11月から、今年1月のデータに置き換えて計算し直します。このため値上げ幅は圧縮される見通しです。圧縮が どれほど進むか国の審査の行方が注目されます。
また 審査が続くため、値上げの時期は予定されていた4月から5月以降に先送りとなります。
東北電力では「値上げ幅の認可を早期にいただけるよう、適切に迅速に対応していきたい」とコメントしています。
