2020年2月5日水曜日

05- 福島米、旧市町村単位で抽出検査へ

福島米、旧市町村単位で抽出検査 細分化で不安払拭へ
共同通信 2020/2/4
 東京電力福島第1原発事故後、全ての県産米の放射性物質を調べる「全量全袋検査」を2019年産米を最後に緩和する福島県が、今年秋以降に採用する「抽出検査」を、1950年当時の行政区割りに基づいて行うことが4日、分かった。
 現在、県内には59市町村があるが、50年当時は約400。現行の市町村単位で抽出検査した場合、範囲が広くなり消費者不安を払拭できない懸念があり、細分化するための措置。検査条件緩和によって、検査場にコメを運ぶ農家の負担などが減ることが期待される。
 抽出検査を行う箇所数は国と協議して決める。