2020年2月28日金曜日

反原発市民団体が唐津市長に質問書

「原発と放射能を考える唐津の会」26日、九電玄海原発34号機で計画するテロ対策施設の対策や、使用済み核燃料貯蔵プール内の「リラッキング」計画など5項目について、市の考えを示すよう求める質問書と資料を唐津市長宛てに提出しました。
 会の世話人は、「きちんと回答いただき、私たちとともに考えていただきたい」と申し入れました。
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反原発市民団体が唐津市長に質問書 使用済み核燃料対策など
佐賀新聞 2020/2/27
 反原発を訴える「原発と放射能を考える唐津の会」(吉田恵子世話人)が26日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の使用済み核燃料対策などに関する質問書と資料を峰達郎唐津市長宛てに出した。
 質問は、玄海3、4号機で計画するテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」の対策や、使用済み核燃料貯蔵プール内の間隔を詰めて保管量を増やす「リラッキング」計画など5項目に及び、市の考えを示すよう求めている。

 同会は、昨年9月の市議会原子力特別委員会の前にも市長と全市議宛てに原発に関する要望書を提出。吉田世話人は「今回は質問書という形なので、きちんと回答いただき、私たちとともに(原発について)考えていただきたい」と述べ、1カ月以内での回答を求めた。
 市側は「十分に中身を検討して回答する」としている。