福島・国際研究産業都市構想の推進に向けたシンポジウムが11日、福島県大熊町で開かれ、講演者が構想の実現に向けた取り組みや成果を発信しました。
文中、「スマートモビリティ」という言葉が出てきますが、それは「進化した交通手段・交通システム」というような意味です。
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イノベ構想推進へ研究成果発表 福島の大熊町でシンポジウム
福島民報 2021/12/12
福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の推進に向けたシンポジウムは11日、福島県大熊町のlinkる大熊で開かれ、講演者が構想の実現に向けた取り組みや成果を発信した。
福島イノベーション・コースト構想推進機構の主催。県、復興庁、経済産業省の共催。
東北大大学院工学研究科技術社会システム専攻の中田俊彦教授が「地域エネルギーシステムのデザイン」をテーマに基調講演した。中田教授は浜通りで実践されている再生エネルギー導入に関する先進的な取り組みについて、今後どのように展開するべきかなどについて語った。
このほか、日産自動車総合研究所モビリティ&AI研究所の宮下直樹主管研究員ら5人が活動内容を紹介した。宮下研究員は、浪江町で展開しているスマートモビリティを利用した地域活性化の取り組みについて紹介した。小名浜海星高の生徒4人は生分解性プラスチックの生分解を検証した実験の結果を報告した。
「イノベ構想による持続的な挑戦 グリーン社会の実現を目指して」と題して、講演者らによるトークセッションも開かれた。