2021年12月16日木曜日

反原発市民グループが鹿児島県に申し入れ

 川内原発に反対する市民グループは15日、鹿児島県の分科会に九州電力の子会社などから寄付金を受け取った大学教授を分科会に入れないことや分科会を公開にすること。専門委員会で結論が出ない場合は県民投票を行うことを再確認することなどを知事に申し入れました。県の担当者は「内容を上司に報告したい」と述べました。

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反原発市民グループが県に申し入れ
                    KYT鹿児島読売テレビ 2021/12/15
 40年の運転期限が迫る川内原発。原発に反対する市民グループは15日、運転延長などについて話し合う県の分科会に公平な判断が出来る委員を選ぶことなどを求め、知事に申し入れた。
 県の専門委員会を巡っては、塩田知事は原子力政策に批判的な専門家を含む4人を年内に加えることを明らかにしている。
 さらに現在の委員2人を含む6人で新たな分科会を設置し、年明け以降、40年の運転期限が迫る川内原発の運転延長が可能かどうかなどについて議論する予定。
 こうした中、原発に反対する市民グループは15日、九州電力の子会社などから寄付金を受け取った大学教授を分科会に入れないことや分科会を公開にすること。専門委員会で結論が出ない場合は県民投票を行うことを再確認することなどを県に求めた
 ストップ川内原発!3.11鹿児島実行委員会の向原祥隆さんは「専門委員会の目的は県民を原子力災害から守るという位置づけなので、テーマを限定することなくきちんとやってほしい」と話した。
 県の担当者は「内容を上司に報告したい」と述べた。