来年1月22日午後1時から原子力災害伝承館(双葉町)で、14年に公開された映画「家路」をテーマに、同作の久保田直監督らを招いたトークイベントが開催されます。定員は20人(先着順)で、インターネットでの事前申し込みが必要です。
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震災テーマ映画「家路」久保田監督招きトーク 1月22日に伝承館
福島民友 2021年12月11日
東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)は来年1月22日午後1時から、2014(平成26)年に公開された映画「家路」をテーマに、同作の久保田直監督らを招いたトークイベントを開催する。
映画の舞台は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の本県。警戒区域となった故郷に20年ぶりに帰ってきた青年と、葛藤を抱える家族が絆を再生させていく物語で、出演は松山ケンイチさん、田中裕子さんら。撮影は13年、川内村や富岡町、いわき市などで行われた。
イベントのタイトルは「映画『家路』でみる あのとき これから」。久保田監督は今年、ロケ地となった川内村や富岡町などを再び訪れており、トークイベントでは撮影当時の「あのとき」と、本県の「これから」について語り合う。パネリストは久保田監督と、同作で農業指導に当たった川内村の秋元美誉(よしたか)さん、伝承館の高村昇館長。
会場は同館研修室で、定員20人(先着順)。インターネットでの事前申し込みが必要。当日の様子はオンラインで同時配信する。
また、今月16日から1月31日まで、同館エントランスホールで、久保田監督がロケ地などを訪れた様子を収めたオリジナル映像を上映するほか、「家路」のシーンを紹介するパネル展示を行う。1月15日は「家路」の上映会を開く。問い合わせは同館(電話0240・23・4402)へ。