2020年6月6日土曜日

原子力規制庁 行政文書を外部に誤送信

 原子力規制庁は、急きょテレワークを進める中在宅勤務をしているテレワーク中の職員に本庁からメールを送る際、誤って職員以外の外部の人1人に、今月1日までのおよそ2か月間に48通のメールを誤送信し、その中には放射線防護の研究の概算要求に関する資料など合わせて32文書が含まれていたと発表しました。
 送り先のアドレスを手打ちで入力した際に誤ったということです
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原子力規制庁 行政文書を外部に誤送信 急きょのテレワークで 
NHK NEWS WEB 2020年6月3日
原子力規制庁は、放射線防護の研究の概算要求に関する資料など合わせて32の行政文書を、外部に誤送信したと発表しました。急きょテレワークを進める中、個人用のメールの利用を認めていたことなどが原因だったとして、再発防止を急ぐとしています。
原子力規制庁によりますと、新型コロナウイルス対策で在宅勤務をしているテレワーク中の職員に本庁からメールを送る際、誤って職員以外の外部の人1人に、今月1日までのおよそ2か月間に48通のメールを誤送信していたと発表しました。
メールには、放射線防護の研究の来年度概算要求に関する資料や、前年度に規制庁が行った政策の評価案など、合わせて32の行政文書が添付されていたということです。
一部の文書にはパスワードがかかっているとしていますが、規制庁はメールを受けた人に消去を依頼しているということです。
原因について規制庁では、新型コロナウイルス対策で急きょテレワークを進める中、システムの関係で一部、個人用のメール利用も認めていたということで、送り先のアドレスを手打ちで入力した際に誤ったということです。
規制庁では、在宅勤務の職員とのやり取りをすべて業務用メールで行えるよう、端末の配備などを急ぐとしています。
原子力規制庁は「ご迷惑をおかけし、深くおわびします。情報管理を一層徹底してまいります」とコメントしています。