2026年6月15日月曜日

15- 志賀原発資料に216カ所の誤り 規制委が北陸電力に苦言

 北陸電力は12日の原子力規制委員会の審査会合で、自分たちが作成した志賀原発2号機に関する審査資料に216カ所のミスがあったと謝罪しました。規制委の担当者は「普通ではない」と苦言を呈し、原因究明や再発防止策の検討を進め、次回会合で説明するよう求めました。
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志賀原発資料に216カ所の誤り 規制委が北陸電力に苦言
                           共同通信 2026/6/12
 北陸電力は12日の原子力規制委員会の審査会合で、志賀原発2号機(石川県)に関する審査資料に216カ所のミスがあったと明らかにした。規制委の担当者は「普通ではない」と苦言を呈し、原因究明や再発防止策の検討を進め、次回会合で説明するよう求めた
 この日の会合では2024年の能登半島地震を踏まえ、志賀原発で想定される津波の高さを最大12.66メートルに引き上げる方針を議論する予定だった。
 北陸電によると、誤りがあったのは、原発周辺の海域活断層での地震が引き起こす津波の高さを説明した資料。全169ページのうち26ページに、データの転記ミスや記載漏れなどがあった。審査会合に向け、5月下旬に規制委に事前提出した後、北陸電が誤りに気付いたという。担当者は「確認不足だった」と陳謝した。
 志賀原発1、2号機は東日本大震災が発生した11年以降、停止している。北陸電は14年8月に2号機の審査を申請したが、再稼働の見通しは立っていない。


200以上の誤記は普通ではない」原子力規制委員会 志賀原発2号機の津波評価
                         MRO北陸放送 2026/6/12
北陸電力の志賀原発2号機の再稼働に向けて審査を続ける原子力規制委員会が12日に開かれ、北陸電力側が提出した資料に200か所以上の誤記があったことは「普通ではない」として、ミスの原因と再発防止策を求めました。
石川県志賀町にある北陸電力の志賀原発2号機は現在、運転を停止していて、原子力規制委員会では再稼働に向けて、新しい安全基準を満たしているか審査しています。
12日からは津波が施設に与える影響と対策の審議がスタートしましたが、北陸電力側はまず、提出した資料の216か所で誤りや、順序の不整合などがあったと謝罪しました。
これに対し委員からは、「普通ではない」「再稼働を急いでいるのではないか」と遺憾の意が示されました。
また、想定すべき最大の津波「基準津波」を検討するうえで、新たな津波防護方針の全体像について再提出を求め、北陸電力にとっては、ミスの再発防止策とともに新たな課題解決を規制委側から求められる形となりました。