東電は、柏崎刈羽原子力発電所6号機について、原子力規制委から使用前確認証と使用前検査合格証の交付を受け、16日午後4時 14年ぶりに営業運転を再開しました。
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柏崎刈羽原発6号機 午後4時に営業運転再開 東日本大震災後14年ぶり
UX新潟テレビ21 2026/4/16
東京電力ホールディングスは、柏崎刈羽原子力発電所6号機について、原子力規制委員会から使用前確認証と使用前検査合格証の交付を受け、16日午後4時に営業運転を再開しました。2011年に発生した東日本大震災後、14年ぶりの営業運転となります。
東京電力によりますと、これまで発電所の安全性向上の取り組みや原子炉の起動にあたっての情報発信などを行い、立地地域や新潟県・社会に向けて理解活動を進めてきたとしています。
東京電力は当初2月26日の営業運転移行を目指していましたが、制御棒の引き抜き時や漏電などで警報が作動するトラブルが相次ぎ、再発防止策や部品交換などのため約2か月遅れての営業運転再開となりました。
柏崎刈羽原発6号機が営業運転開始 福島事故で停止して以来、14年1カ月ぶり
新潟日報 2026/4/16
フル出力で試運転を続けていた東京電力柏崎刈羽原発6号機は16日、最終的な検査を終え、営業運転に移行した。柏崎刈羽原発の営業運転は、2011年の東電福島第1原発事故翌年に停止して以来、14年1カ月ぶり。世界最悪レベルの事故を起こした東電が、事故後初めて原発の本格的な商業運転を始めた。
【経過表】柏崎刈羽原発6号機の再稼働を巡る動き
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東電は今年1月21日に6号機を再稼働し、原子炉や原発の重大事故に備えた設備に異常がないかを試験や試運転で確認してきた。
16日朝、最終検査に当たる「総合負荷性能検査」を始め、データなどを基に発電所全体が正常に稼働しているかをチェックした。終了後、原子力規制委員会が問題ないと確認。規制委が「使用前確認証」を交付し、6号機は午後4時に営業運転に移行した。電力は首都圏方面へ供給されている。
確認証を受け取った柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は「福島事故の反省と教訓を決して忘れることなく、今後も安全最優先で運転を続ける」と述べた。
福島第1原発事故を起こした東電は廃炉や賠償で巨額の支払い義務があり、火力発電の燃料節減につながる柏崎刈羽原発の再稼働を経営の最重要課題に位置付けてきた。
東電は当初、2月26日の営業運転移行を目指したが、燃料の核分裂を調節する制御棒関連の警報トラブルなどが頻発し、対応のため約7週間遅れた。
6号機は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)で、出力135・6万キロワット。1996年に運転を始めた。
<QAで解説>柏崎刈羽原発、営業運転を再開 東電で14年ぶり
毎日新聞 2026/4/17
東京電力が新潟県の柏崎刈羽原発6号機で14年ぶりに営業運転を再開しました。6号機は2017年に原子力規制委員会の安全審査を通過していましたが、不祥事やトラブルが相次いでいました。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「柏崎刈羽原発6号機の営業運転再開」を解説します。
【図解】柏崎刈羽原発の再稼働容認 これまでの経緯
Q 柏崎刈羽原発6号機ってどんなものなの?
A 柏崎刈羽原発6号機は、新潟県にある東京電力の原子力発電所の一つで、出力は135万6000キロワットです。
Q 6号機はどれくらいの電気を作れるの?
A 6号機が1年間に供給できる電力は、東京電力の管内で使われる電気の4~5%にあたる100億キロワット時です。
Q 利用者の電気料金は変わるのかな。
A 営業運転はすでに電気料金に織り込まれているため、利用者の電気料金に変化はありません。
Q 6号機はずっと止まっていたの?
A 2017年に原子力規制委員会の安全審査を通過しました。その後、社員によるIDカードの不正利用やテロ対策の不備などが発覚し、規制委から事実上の運転禁止を命じられていましたが、23年に解除されました。その後もトラブルが続き、営業運転が遅れました。
Q 営業運転再開で、東電の経営は改善するの?
A 6号機の営業運転で約1000億円の収益改善が見込まれていますが、物価高や人件費の上昇もあり、「経営状況の抜本的な改善にはつながらない」とされています。