関西電力の美浜原発3号機で2004年、作業員11人が死傷した高温蒸気噴出事故から22年が経った9日、関電は追悼式典「安全の誓い」を同原発構内で開きました。
事故は、タービン建屋内の高温高圧の熱水配管が減肉により破損して起きました。
今年5月に高圧タービンの金属製キャップに穴が開いて蒸気漏れが確認されましたが、これも流体による減肉が原因で、毎年の点検で見落とされていたのでした。
関西電力は点検作業を慎重に見直してほしいものです。
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作業員11人死傷の関西電力美浜原発3号機事故から22年 追悼式典
朝日新聞 2026/8/10
関西電力の美浜原発3号機(福井県美浜町)で2004年、作業員11人が死傷した高温蒸気噴出事故から22年が経った9日、関電は追悼式典「安全の誓い」を同原発構内で開いた。森望社長は「事故の反省と教訓を決して風化させることなく、安全を最優先に、全力を尽くすことを誓います」と述べた。
森社長や水田仁・原子力事業本部長ら、出席者41人は、発生時刻の午後3時22分になると、構内の石碑の前で黙禱。そのあと、献花台に花を手向けた。
事故では、タービン建屋内の放射性物質を含まない水が流れる2次系配管が減肉により破損。協力会社の作業員5人が死亡し、6人が重傷を負った。
式典後、取材に応じた森社長は、今年5月に高圧タービンの金属製キャップに穴が開いて蒸気漏れが確認されたことについて「点検のやり方や保全の考え方が十分だったのかをしっかりと見つめ直して対策をとっていきたい」と話した。
美浜原発で検討している建て替え(リプレース)については「しっかりとボーリング調査を進めている段階というふうにご理解いただきたいと思います」と話した。(本間沙織)