2026年10月19日月曜日

19- プルサーマル、審査実施を受け入れへ 鳥取県、計画是非の判断は留保

 島根原発2号機で中国電力が計画しているプルサーマル発電について、鳥取県議会は13日の本会議で、計画への反対表明を求める市民団体の陳情を不採択としました。これにより原子力規制委による審査が今後行われることが認められたので、計画開始に向け進むことになります。県は、規制委の審査実施を受け入れる一方で、計画の是非については判断を留保する方針です。
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プルサーマル、審査実施を受け入れへ 鳥取県、計画是非の判断は留保
                           朝日新聞 2026/10/14
 島根原発2号機(松江市)で中国電力が計画しているプルサーマル発電について、鳥取県議会は13日の本会議で、計画への反対表明を求める市民団体の陳情を不採択とした。原子力規制委員会による審査が今後行われることを実質的に認める判断となり、計画開始に向けたプロセスが進む。
 県は、県議会の議決を踏まえ、原発の半径30キロ圏にかかる米子、境港両市とともに、14日に中国電へ意見を提出する。意見では、今後の規制委による審査の結果を中国電が県議会や市議会、地域住民らに説明することを求め、その上で「改めて意見を述べる」と通告する。規制委の審査実施を受け入れる一方で、計画の是非については判断を留保する方針だ。
 平井伸治知事は県議会の本会議後、報道陣の取材に「我々のスタンスがまとまった。安全を第一義として、中国電力と国に向けてしっかり対応していきたい」と述べた。

 プルサーマルは、原発で使用した核燃料からプルトニウムを取り出して再利用する「核燃料サイクル」の一環。6月に中国電が計画開始に向けた協議を県と米子、境港両市に申し入れ、県側が必要性や安全性の検証を進めてきた。
 県と米子、境港両市が中国電と結ぶ安全協定では、県側が計画への意見を述べ、中国電は意見に誠意をもって対応することが定められている。(富田祥広)