2026年10月19日月曜日

中部電社長が都内で会見 「都合の悪い話ほど正面から」 浜岡原発データ不正で改革に決意

 1日付で社長に就任した中部電力の安井稔社長は16日、東京都内で記者会見し、浜岡原発の耐震データ不正などの不祥事を受け、取り組む企業風土改革の詳細を説明し、「各職場の声を経営が受け止め、都合の悪い話ほど正面から議論し、正しい判断を早く行う流れを私の責任で作る」との決意も示しました。
 新たに社長直属の組織風土改革推進部(専任部長は外部から)などを設置しました。
 耐震設計の目安となるデータ「基準地震動」の再計算の公表については「スケジュールは見えない。もう少し時間がかかると認識している」と述べるにとどめました。
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中部電社長が都内で会見 「都合の悪い話ほど正面から」 浜岡原発データ不正で改革に決意
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10月1日付で社長に就任した中部電力の安井稔社長は16日、東京都内で記者会見し、浜岡原発(静岡県御前崎市)の耐震データ不正などの不祥事を受け、取り組む企業風土改革の詳細を説明した。安井氏は「各職場の声を経営が受け止め、都合の悪い話ほど正面から議論し、正しい判断を早く行う流れを私の責任で作る」との決意も示した。
会見で安井氏は経営改革と再発防止に向けた取り組みの進捗(しんちょく)状況を報告。組織風土の抜本的な改革のため、社長直下の組織風土改革推進部などを今月から新設した。11月以降、外資系飲料メーカー出身の人材を専任部長として配置すると明らかにした。
また、執行部門から独立した監査等委員会への内部通報窓口を新設。内部通報の調査対応プロセスに外部弁護士の客観的な視点を入れる取り組みも、今月中に運用を開始する予定だ。
安井氏は「信頼回復が最優先。(地元からは)信頼の手前の、まだ理解ができていない段階だといわれている。理解していただくには、取り組みをしっかり説明し、それができているか第三者の視点で評価してもらう」と話した。
不正操作した、耐震設計の目安となるデータ「基準地震動」の再計算の公表については「スケジュールは見えない。もう少し時間がかかると認識している」と述べるにとどめた。8日の就任会見で再計算する方針を明らかにしていた。(松田麻希)


原子力事業は「非常に重要」 中部電社長、再建向け注力
                           共同通信 2026/10/16
 中部電力の安井稔社長は16日、東京都内で記者会見し、データセンターや半導体工場の増加により電力需要が高まっているとして「原子力事業をしっかり支えることは非常に重要だ」と述べた。耐震データ不正問題があった原子力部門の再建に力を入れる考えを示した。
 再稼働審査の申請を取り下げた浜岡原発(静岡県)については、信頼回復が優先との認識を強調した。再稼働に向けた「スケジュール感は持っていない」とした。