定検のため現在停止中の高浜原発3号機は3日、テロ対策設備「特定重大事故等対処施設」（特重施設）が未完成なまま施設の設置期限日を迎えました。
同原発は特重施設が完成する（12月の予定）まで運転を再開できなくなります。
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高浜原発3号機、運転不可に テロ対策設備、未完成も期限迎え
共同通信 2020/8/3
関西電力高浜原発3号機（福井県高浜町）は3日、テロ対策設備「特定重大事故等対処施設」（特重施設）が未完成なまま施設の設置期限日を迎えた。同機は検査のため停止中だが、特重施設が完成するまで運転を再開できなくなる。関電は12月の施設完成と再起動を目指し工事を進めるとしている。
特重施設は新規制基準で新たに設置を義務付けられた。原発本体の工事計画認可後5年以内の設置が必要。国内では運転中だった九州電力川内原発1、2号機（鹿児島県薩摩川内市）が、施設未完成のまま期限を迎え、それぞれ今年3月と5月に停止した。
