東電は20日、柏崎刈羽原発での事故対応に関する東電社長の法的責任を明記した保安規定変更案を原子力規制委の審査会合に提示し、大筋で了承されました。3度目の提示でした。
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柏崎原発の保安規定変更案を提示 東電、社長の法的責任を明記
共同通信 2020/8/20
東京電力は20日、柏崎刈羽原発(新潟県)での事故対応に関する社長の法的責任を明記した保安規定変更案を原子力規制委員会の審査会合に提示した。変更案は過去2回、再検討を求められており3度目の提示。この日の会合では大筋了承され、規制委は今後、委員5人の定例会合で内容が妥当かどうか議論する。
東電は今回、社長の法的責任について弁護士の意見書を添付。事故時に社長が適切なリスク緩和措置を怠った際には「刑事責任と損害賠償責任が認められる。経営責任を免れない」としている。
規制委側は「東電の考えがしっかりまとまった」と評価した。