玄海原発の半径5~30キロ圏内の住民に安定ヨウ素配布へ
40歳未満の妊婦ら対象
佐賀新聞 2020年8月4日
佐賀県は3日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の半径5~30キロ圏内(UPZ)に住む住民で、緊急時の受け取りが難しい住民を対象に、安定ヨウ素剤を事前配布する日程と場所を発表した。18日から唐津市で始まり、玄海町や伊万里市でも配布する。
県は2017年度から、UPZへの事前配布を実施している。圏内の住民には緊急時の配布が原則になっており、今回は40歳未満で妊娠や障害、病気などの理由で緊急時に速やかに受け取ることができない人が対象になる。40歳以上でも、同様の理由で希望する場合は受けることができる。(中村健人)
日程と場所は次の通り。
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