2020年8月22日土曜日

関電、年明けの美浜、高浜原発2基の再稼働目指す

 美浜原発3号機と高浜原発1号機延長運転に必要とされた安全対策工事が来月に完了する見込みで、その点で再稼働の要件を満たします
 地元自治体の同意を得て再稼働すれば、「原則40年」のルールができて以降初となりますが、関電役員らの金品受領問題で、地元同意に向けた具体的な見通しは立っていません。
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関電、年明けの2基再稼働目指す 運転40年超の美浜、高浜原発
共同通信 2020/8/21
 関西電力は21日、原則40年の運転期間を超えた美浜原発3号機(福井県美浜町)と高浜原発1号機(同高浜町)について、早ければ来年1月ごろと3月ごろに再稼働させるとの工程を明らかにした。2基は、国の審査で延長運転に必要とされた安全対策工事が来月に完了する見込みで、地元自治体の同意を得て再稼働すれば、東京電力福島第1原発事故後に「原則40年」のルールができて以降初となる

 ただ関電役員らの金品受領問題で、地元同意に向けた具体的な見通しは立っていない。関電は「工程は検査などに必要な期間を考慮したものだ」としており、地元同意の手続きによっては遅れる可能性がある