2020年8月10日月曜日

美浜事故16年 11人死傷事故追悼行事

 2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、復水配管流量計オリフィス下流部が減肉していることを見逃したために運転中に穴が開き、約140℃の熱水と蒸気が噴出しました。それによって作業員5人が亡くなり6人が重傷を負うといういたましい人身事故が起き、世間を震撼させました。
 9日、同原発で犠牲者の追悼行事を開き、森本孝社長は「事故の反省と教訓を決して風化させず、安全の実績を積み重ねていく」と述べました。
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美浜事故16年「安全積み重ね」 11人死傷、追悼行事で関電社長
共同通信 2020/8/9 
 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で計11人が死傷した蒸気噴出事故から16年となった9日、関電が同原発で犠牲者の追悼行事を開いた。森本孝社長は「事故の反省と教訓を決して風化させず、安全の実績を積み重ねていく」と述べた。
 行事には例年、関電幹部ら50人が出席するが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し約35人が出席。森本社長が慰霊碑を前に「安全の誓い」を読み上げ、事故が発生した午後3時22分に黙とうした。
 事故は2004年8月9日、タービン建屋で発生。協力会社の作業員5人が死亡、6人がやけどを負った。