2021年12月3日金曜日

志賀原発 石川県原子力安全専門委が現地調査

 11月、原子力規制委が志賀原発の現地調査に入ったことを受け、2日から石川県の専門委員会が原発敷地内の断層の現地調査に入りました。

 2日は敷地内の地層の断面を調査し、3日は敷地周辺に分布する福浦断層について調査が行なわれる予定です。
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石川・志賀原発 県原子力安全専門委が現地調査
                          MRO北陸放送 2021/12/2
11月に原子力規制委員会による現地調査が行われるなど、再稼働をめぐる議論が続く、石川県志賀町の志賀原発で、県による調査が2日、行われました。
石川県原子力安全専門委員会による調査は、国の原子力規制委員会が審査する内容を県でも確認するため、2日から2日間行われます
委員会のメンバーは、北陸電力の社員から説明を受けながら、のり面や、トレンチと呼ばれる溝に見える断層の活動性について確認しました。
また海岸でも対象の断層の位置などを確認したほか、評価対象となっている断層の試料を顕微鏡で観察するなどして、1日目の調査を終えました。
3日には敷地周辺に分布する福浦断層について、調査が行なわれる予定です。


石川県の原子力安全委 志賀原発の現地調査 北陸電力の評価妥当か見極め
                           テレビ金沢 2021/12/2
11月、国の原子力規制委員会が石川県の志賀原子力発電所の現地調査に入ったことを受け、2日から県の専門委員会が原発敷地内の断層の現地調査に入った。
北陸電力が再稼働をめざす志賀原子力発電所2号機については11月、国の原子力規制委員会が新規制基準審査におけるはじめての現地調査に入り敷地内外にある断層の活動性の有無などを調べた。
これを受け、外部の有識者などでつくる石川県の原子力安全専門委員会が2日から現地調査に入った。
基本的には国の調査と同じ工程で行われ、活断層ではないとする北陸電力の評価が妥当かどうかを見極めていく。
2日は、敷地内の地層の変位や変形の有無を調べていて、3日も調査が行われる。