凍土遮水壁凍結管の冷却材漏れは、凍結管と凍結管をつなぐ接続部品からのものであることが分かりました。東電はこれらの部品を交換することにしています
そこを修理しても汚染水の増加は防止できないことは既報の通りです。
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福島第一原発 凍土壁の冷却材3か所で漏れ 部品交換など対応へ
NHK NEWS WEB 2020年1月17日
福島第一原子力発電所の汚染水の発生を減らすためにつくられた凍土壁の冷却材が3か所で漏れていたことが分かり、東京電力では部品を交換するなどの対応をとることになりました。
凍土壁は福島第一原発の建屋の周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を防ぐことで汚染水の発生を減らそうと、4年前から運用が始まっています。
地盤に埋めた凍結管の内部には冷却材が流れていますが、今月、冷却材をためておくタンクの水位が通常より下がったため、東京電力は漏えいしている可能性があるとして調査をしていました。
その結果、凍結管と凍結管をつなぐ部品の一部から冷却材の漏れが見つかったということです。漏えい箇所は合計3か所あり、いずれも部品を交換することにしています。
漏れた冷却材の量は110万リットルのうち2万リットルと見られるということで、凍土壁の運用に影響はないとしています。
凍結管からの漏れは先月も1か所で見つかっていて、今回、一緒に補修をするとしています。