石巻市の市民団体「女川原発の避難計画を考える会」は8日、女川原発の再稼働に向けた防災協議会の作業部会に対して、避難計画における渋滞の影響やバスの確保など実効性に関わる7項目を審査することや、審査の過程を情報公開の対象にすることなどを求める公開質問書を提出しました。
日本の原発事故時の避難計画における実効性は極めて疑わしいので、このような公開質問書で問題点を指摘することは極めて重要で必要なことです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
実効性審査求め国へ公開質問書 女川原発で市民団体
河北新報 2020年01月09日
東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の重大事故を想定した石巻市の広域避難計画を巡り、同市の市民団体「女川原発の避難計画を考える会」は8日、計画の実効性の審査などを求める公開質問書を内閣府に送付したと発表した。
内閣府主催の女川地域原子力防災協議会は、周辺自治体の避難計画を含む緊急時対応を取りまとめる。質問書は協議会の作業部会で、渋滞の影響やバスの確保など実効性に関わる7項目を審査することや、審査の過程を情報公開の対象にすることなどを求めた。
質問書は昨年12月26日に郵送。今月17日までの回答を求めている。