ブログ「めげ猫『タマ』の日記」に、「2019年セシウム汚染食品ランキング」が載りました。
それによると、汚染は福島県内にと留まらずに広く宮城県、茨城県、山梨県、山梨県などにも広がっていることが分かります。
勿論上記以外にも広範囲に広がっていることは明らかです。
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2019年セシウム汚染食品ランキング―1位は福島産イノシシ10,000ベクレル、6年連続―
めげ猫「タマ」の日記 2020/01/02
食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています。(=^・^=)なりに2019年のランキングをまとめてみました。数字は1キログラム当たりの値です。単位の説明は(=^・^=)の過去の記事を見てください。2019年中の厚生労働省を集計対象にしました。なお、値はすべて1キログラム当たりです。
1.総合部門
1位 福島県田村市産 イノシシ肉10000 ベクレル
2位 福島県田村市産 イノシシ肉9400 ベクレル
3位 福島県いわき市産 イノシシ肉5200 ベクレル
4位 福島県矢祭町産 イノシシ肉3600 ベクレル
5位 福島県川俣町産 イノシシ肉3300 ベクレル
6位 福島県川俣町産 イノシシ肉2800 ベクレル
7位 福島県二本松市産 イノシシ肉2200 ベクレル
8位 福島県川俣町産 イノシシ肉2100 ベクレル
9位 福島県田村市産 イノシシ肉1600 ベクレル
10位 福島県川俣町産 イノシシ肉1300 ベクレル
トップ10全てが福島産イノシシです。2014年から19年のトップも福島県産イノシシでした(3)(4)(5)。6年連続の栄冠です。2017年のトップのイノシシは5,200ベクレルなので、ほぼ倍増です。セシウム137が10分の1になるには100年かかります(7)。トップの1万ベクレルのイノシシ基準値の100ベクレル(8)を下回るのは200年後です。すべての福島産を安心して食べらるのは200年後です。
2.一般食品部門
イノシシなどの野生鳥獣がスーパーや直売所で売られていることはまずないので、これらを除くランキングを集計してみました。
1位 山梨県富士河口湖町産 ショウゲンジ670 ベクレル
2位 茨城県北茨城市産 コシアブラ 630 ベクレル
3位 山梨県鳴沢村産 キシメジ 630 ベクレル
4位 宮城県加美町産 ワラビ 630 ベクレル
5位 山梨県鳴沢村産 ショウゲンジ 620 ベクレル
6位 山梨県富士吉田市産 キシメジ 560 ベクレル
7位 宮城県栗原市産 タケノコ 550 ベクレル
8位 茨城県石岡市産 コシアブラ 530 ベクレル
9位 山梨県富士河口湖町産 ショウゲンジ530 ベクレル
10位 山梨県鳴沢村産 ショウゲンジ530 ベクレル
なぜか福島産がランクインしていません。1項に示すように全体では福島産の汚染がひどいので、(=^..^=) は福島県の一般食品の検査が低くでるか、汚染のひどいものを避けている。あるいは両方だと解釈しています。
3.流通品部門
お店で売られていた食材のランキングです。買って食べた人もいると思います。
1位 岩手県紫波町産 コウタケ240 ベクレル
2位 福島県福島市産 マイタケ粉末160 ベクレル
3位 新潟県産 コシアブラ150 ベクレル
4位 福島県産 とちもち130 ベクレル
5位 新潟県十日町市産 コシアブラ110 ベクレル
6位 山形県白鷹町産 コシアブラ98 ベクレル
7位 宮城県栗原市産 ゼンマイ91 ベクレル
8位 長野県産 コシアブラ83 ベクレル
9位 福島県南会津町産 チチタケ73 ベクレル
10位 福島県産 キノコ加工品73 ベクレル
上位5位ては基準超(6)です。事故9年目もセシウム汚染食品の市場流出が止まりません。トップ10のうち3件(2,9,10位)が福島産です。福島産は他よりもセシウム汚染リスクが高い事を示しています。
4.牛肉部門
牛肉は基準値超えはないので、あまり記事することはありせん。ただし、セシウム入り牛肉よりセシウムが無い牛肉が良いのは当たり前です。
1位 岩手県一関市産 47.7 ベクレル
2位 岩手県花巻市産 43 ベクレル
3位 岩手県一関市産 42 ベクレル
4位 岩手県一関市産 42 ベクレル
5位 岩手県滝沢市産 42 ベクレル
6位 岩手県一関市産 36 ベクレル
7位 岩手県岩手町産 32 ベクレル
8位 岩手県一関市産 30 ベクレル
9位 岩手県一関市産 30 ベクレル
10位 岩手県盛岡市産 27 ベクレル
福島産はランクインしてませんが21ベクレルの牛肉が見つかっています。