宮城県内の教育、福祉関係団体などでつくる県母親大会連絡会が、東北電力女川原発2号機の再稼働反対と廃炉を求める要請書を村井嘉浩知事に提出しました。
要請書には水道3事業の運営を民間に一括して委ねる「みやぎ型管理運営方式」の導入反対も盛り込まれたということです。
既に海外各地で破綻が明らかになっている水道民営化に、いまなお宮城県が取り組もうとしていることには驚きます。
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女川原発廃炉など知事に要請書 宮城県母親大会連絡会
河北新報 2020年01月05日
宮城県内の教育、福祉関係団体などでつくる県母親大会連絡会は、東北電力女川原発2号機(女川町、石巻市)の再稼働反対と廃炉を求める要請書を村井嘉浩知事に提出した。
要請書は、昨年9月に開いた県母親大会で参加者から寄せられた意見などをまとめた。原発廃炉のほか、水道3事業の運営を民間に一括して委ねる「みやぎ型管理運営方式」の導入反対、35人以下学級の早期実施も盛り込んだ。
連絡会の関係者ら約50人が昨年12月23日、県議会棟を訪れた。村井知事に要請書を手渡した連絡会の佐藤郁子会長は「宮城の子どもが希望を持って生きられる古里にしてほしい」と求めた。
村井知事は「(原発の再稼働は)県民の声に耳を傾けて熟慮したい。原発がある以上、命を守る取り組みを進める」と述べた。