2020年1月29日水曜日

29- 瑞浪超深地層研の坑道埋め戻し2月から開始

超深地層研の坑道埋め戻し 2月から、22年1月までに
岐阜新聞 2020年01月28日
 日本原子力研究開発機構東濃地科学センター(岐阜県土岐市泉町)は27日、運営する瑞浪超深地層研究所(瑞浪市日吉町)の坑道埋め戻しを2月上旬から始める、と発表した。
 瑞浪市との土地の賃貸借契約期間の2022年1月までに、深さ500メートルの縦坑2本を埋め戻し、管理棟などの地上施設を撤去する。坑道掘削時の土砂など3万6千立方メートルを使い埋め戻す。一部コンクリートも使用する。
 その後、賃貸借契約を改めて結び、機器を置き、地下水の水圧、水質などの環境モニタリング、研究所周辺の環境影響調査を27年度まで継続。同年度末までに調査を全て終え、整地して返却する。
 当初、22年1月までにすべての施設を撤去し、引き揚げる計画だったが、同機構は昨年、モニタリングの継続などを盛り込んだ工程案を市や県などに提示し、今月24日、決定した。