2020年1月21日火曜日

使用済み核燃料を初めて搬出 福島原発3号機プールから

 東電は20日、福島第1原発3号機の燃料プールから、使用済み核燃料の取り出し作業を始めました。これまで燃料計49体搬出しましたが、全て未使用燃料でした。
 使用済み核燃料は未使用に比べて放射線量が高く、棒状の燃料集合体がやや変形している場合があるということです。
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使用済み核燃料の搬出開始、福島 第1原発3号機プールから初めて
共同通信 2020/1/20
 東京電力は20日、福島第1原発3号機の原子炉建屋にあるプールから、初めて使用済み核燃料の取り出し作業を始めた。これまでプールの燃料計49体を7回に分けて搬出したが、全て未使用燃料だった。今回の作業は未使用3体と使用済み4体の計7体を輸送容器に入れて建屋外に運び出す。
 使用済み核燃料は未使用に比べて放射線量が高く、棒状の燃料集合体がやや変形している場合がある。遠隔操作による取り出しには、より慎重さが求められるが、東電は基本的な手順は未使用燃料と同じだとしている。
 3号機の燃料取り出し作業は昨年4月に始まった。