東電が2025年6月10日に柏崎刈羽原発6号機へ核燃料を装塡する工程表をまとめたことについて、新潟県は10日、装塡前の検査が終了していないにもかかわらず予定を決め、公表するのは性急だとし、東電側に苦言を呈しました。
まだ6本の避難道路の新設など着工もしていないのに、再稼働の時期にまで言及することもあるようです。住民の健康被害を軽視していると見られる所以です。
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柏崎刈羽原発6号機への核燃料装塡方針は「性急」 検査終了前に予定公表の東京電力へ新潟県が苦言
新潟日報 2024/12/11
東京電力が2025年6月10日に柏崎刈羽原発6号機へ核燃料を装塡(そうてん)する工程表をまとめたことについて、新潟県は12月10日、装塡前の検査が終了していないにもかかわらず予定を決め、公表するのは性急だとし、東電側に苦言を呈したと明らかにした。
柏崎刈羽原発6号機への核燃料装塡方針に「まず7号機の決着を」と柏崎市長
柏崎刈羽原発、6号機で2025年6月に核燃料装塡の方針
開会中の県議会12月定例会の常任委員会で県の担当者が答弁した。
東電は11月28日に6号機への核燃料装塡予定日を発表した。24年4月には7号機への核燃料装塡を完了している。
委員会で県原子力安全対策課の金子信之課長は、7号機の際は「装塡前の検査が一巡して最終確認が整ってから(東電が)公表した」と振り返った。対して今回の6号機は、発表の2日前に説明...
(有料記事のため以下は非公表 残り184文字 全文:483文字)