家庭向けの電気料金プランを巡り、電気とガスを合わせて契約すると安いかのように表示したとして、消費者庁は3日、北海道電力に対し、景品表示法違反で課徴金約3400万円の納付命令を出しました。
同庁などによると、北海道電は2020年12月~21年12月、札幌市などの顧客に「電気とガスを合わせたら年間6000円相当おトク」などと表示したリーフレットを配布しましたが、実際は、毎月のログインなどで付与されるポイント相当分が含まれていたものです。
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北海道電力に課徴金 「セットで得」不当表示 消費者庁
時事通信 2024/12/3
家庭向けの電気料金プランを巡り、電気とガスを合わせて契約すると安いかのように表示したとして、消費者庁は3日、北海道電力(札幌市)に対し、景品表示法違反(有利誤認)で課徴金約3400万円の納付命令を出した。
同庁は昨年7月、同社に再発防止などを求める措置命令を出していた。
同庁などによると、北海道電は2020年12月~21年12月、札幌市などの顧客に「電気とガスを合わせたら年間6000円相当おトク」などと表示したリーフレットを配布。実際は、毎月のログインなどで付与されるポイント相当分が含まれていた。
北海道電は22年1月に指摘を受け、表示を変更したという。同社は課徴金納付命令について「重く受け止め、引き続き再発防止に取り組む」としている。
同庁は今年5月、同様に不当な表示をしていたとして、中国電力に対し16億円超の課徴金納付命令を出した。